明治30年(1897)頃
真宗興正寺派の僧侶であった穴吹が、現在の雨煙別小学校の場所に仮小屋を建て、子どもたちを集めて布教の傍ら読書習字を教えていた。
旧雨煙別小学校98年の歴史と、閉校から雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスとして再生されるまでのあゆみをダイジェストでご紹介します。
真宗興正寺派の僧侶であった穴吹が、現在の雨煙別小学校の場所に仮小屋を建て、子どもたちを集めて布教の傍ら読書習字を教えていた。
雨煙別地区の開拓の草分けである稲葉助右衛門、中井理三郎、三好利三郎らの尽力により、雨煙別尋常小学校として開校。当時は栗沢村に属していた。児童63名。
校舎増築。二学級編成となる。初めての運動会も開催。
所在地が夕張郡角田村(現在の栗山町)となる。
全校舎が新築され、普通教室7、作法室、職員室、音楽室、運動器具室、石炭庫などを備えた当時道内屈指の近代的な二階建て木造校舎が完成。8学級386名。
現存する二階建て木造校舎としては、同年に新築され、平成24年3月31日で閉校となった増毛小学校とともに道内最古と言われている。
学制改革により角田村立雨煙別小学校と校名変更。この年、中学校を併設。昭和24年には町制施行により町立に。
開校以来、3,082人の卒業生を世に送り出し、多くの人に惜しまれながら98年の歴史に幕を閉じた(閉校)。
廃校後、風雨をしのいできた旧校舎の再生を目指し、NPO法人雨煙別学校が設立される。公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団の支援を受け、次世代育成に向けた宿泊研修施設とすべく校舎再生(改修)工事が進められる。延1,500人程の町民がボランティアで工事に参加した。
校舎再生(改修)工事が完了、オープニングセレモニー挙行。第16回コカ・コーラ環境フォーラムを開催。
グランドオープン、一般利用開始。第17回コカ・コーラ環境フォーラムを開催。
屋外体験施設新設。第18回コカ・コーラ環境フォーラムを開催。